満開!空想力。
- Information
-
- 日程
-
- 〜
- 開催前
- 場所
- ともだちや絵本美術館 えほんギャラリー

サクラ咲く春です!
新しいことが花開きそうでワクワクしますね。
大牟田市ではこの春、新たな絵本作家が誕生しました。
絵本の豊かな感性に触れて、空想力も満開でいきましょう。
5月11日(日)には「ごとうちの日」イベントを開催します!
絵本原画展
『おだんごバス』
ばば まほ 作・ 絵 ひかりのくに刊
著者のことば「どんな絵本を描こうかなと、うーんうーんと唸りながらお話を考えていたら、あまいものが食べたくなりました。おはぎとか、おまんじゅうとか、おだんごとか思い浮かべていたら、頭の中でおだんごがバスになり、プップーと走り出し、お話が進みはじめました。
小さないきものたちを乗せて走るおだんごバスの行く先には、カステラやだいふく、くりきんとんなど、いろんな和菓子が出てきます。和菓子を描くのが楽しすぎて、全国的に有名な銘菓や私の地元で人気のおまんじゅうもこっそり描いてしまいました。
読むとあまいものが食べたくなってしまうので、読む前にあまいおだんごやおはぎを用意してお読みください。」(『おだんごバス』(ひかりのくに)より)
『しんじなくてもいいけれど』
内田麟太郎:作 早川純子:絵 ビリケン出版刊
しんじなくてもいいけれど、こんなにでっかい道だった、こんなにでっかい木だった、こんなにでっかいブタだった。いろんな物がどんどんでっかくなっていく。しんじなくてもいいけれど…。いろいろなものが「でっかい」大地を、赤い自転車に乗った少年がかけ抜けていきます。目指すのははるか彼方の…。これから先は見てのお楽しみ!
作家プロフィール
ばば まほ
福岡県大牟田市出身。九州産業大学造形短期大学部卒業。グラフィックデザイナー・イラストレーター・私立高校のデザイン講師。インターナショナルアカデミー九州校、えほんアカデミー警固塾、水曜えほん塾で絵本制作を学ぶ。WEB、雑誌、児童書籍のイラストを多く手掛ける。内田麟太郎詩集『ことばの遊園地』(石風社)のブックデザインを担当。『おだんごバス』で絵本作家デビュー。
内田 麟太郎
1941年福岡県大牟田市に生まれる。作品は、『さかさまライオン』第9回絵本にっぽん賞、『がたごとがたごと』第5回日本絵本賞(以上童心社)、『うそつきのつき』 (文渓堂)第46回小学館児童出版文化賞、『すやすやタヌキがねていたら』第15回日本絵本賞、『ともだちできたよ』第18回日本絵本賞(以上文研出版)、『くじらさんのーたーめならえんやこーら』第22回日本絵本賞(鈴木出版)、『ぼくたちはなく』第15回三越左千夫少年詩賞(PHP研究所)。ほかの主な作品は「おれたち、ともだち!」シリーズ、大牟田の絵本『わらうだいじゃやま』(石風社)など多数。
早川 純子
1970年東京に生まれる。1996年、プリンツ21版画グランプリ展大賞受賞。1997年、多摩美術大学大学院修了。 挿絵に『トビアと天使』(あすなろ書房)『トリツカレ男』(ビリケン出版)『物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室』(岩波書店)『憑かれた旅人』(新潮社)、絵本に『しんじなくてもいいけれど』(ビリケン出版)『不眠症』(パロル舎)『まよなかさん』(ゴブリン書房)『はやくちこぶた』(瑞雲舎)『山からきたふたご スマントリとスコスロノ』(福音館書店)『てんぐのくれためんこ』(偕成社)などがある。
